インテリアコーディネートプロが教えるセンスのいい部屋作り
秡川寿美礼インテリアコーディネーター 
秡川寿美礼(はらいかわすみれ)
心地いい住まいづくりとインテリアを提案するインテリアコーディネーター。
きめ細かいコーディネートが好評で、現在雑誌やWEBなどでも活躍中。

(有)エル・エル・プランニング⇒

http://www.llplanning.co.jp/

快適なベッドルームの作り方を教えてください。

皆さん、ベッドルームでどう過ごされていますか?眠る以外で何かをするという人は案外少ないのではないでしょうか。例えば読書をしたり、映画を見たり、お酒を飲んだり。まるでリビングやダイニングにいるかのような過ごし方をベッドルームでできたら、今よりもっと毎日が楽しくなるはずです。

適切なベッドの配置で心地よい睡眠環境作りホテルの客室がお手本!ワンランク上のホテルスタイル暗めの灯でリラックスできる空間づくりを

ans.01 「適切なベッドの配置で心地よい睡眠環境作り」

ベッドの配置でよく見かけるのが、壁や窓際にベッドサイドをぴったりとくっつけているお部屋。「部屋をできるだけ広く使いたい」という気持ちは分かりますが、この配置では動作のための空間が確保されていないためベッドメイキングもしづらく、ついつい掃除もおざなりに。体からの放熱により壁に結露が発生したり、窓際の場合は、窓の近くの空気が冷やされるため、体が冷える恐れも。
そもそもベッドルームは眠るためのお部屋。快適な睡眠を得るためにもベッドの配置には気を配りたいものです。

ポイント!3方向に空間を作る!

オススメなのは、右の図のようにベッドの両サイド、足元といった具合に、3方向にスペースを設けること。外気の影響を受けづらく、またベッドメイキングや普段のお掃除などもしやすいため、健康的な睡眠環境を作ることができます。理想は壁から60cm以上離すこと。動線が確保されるため、空間としても使いやすく、また引出しや扉を開閉するスペースもできるためサイドテーブルなど家具を置くこともできます。

もし、家具のサイズなどの関係からどうしても壁際に置くしかないという場合は、少なくとも壁から10cm程度は離すよう心がけましょう。ベッドメイキングはもちろん、掛け布団を垂らすこともでき、布団がズレるのを防止できます。

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ベッドと同シリーズのサイドテーブルを使うことで落ち着いた印象に。スペースも生まれるので、ドレッサーなどを置くこともできます。

両側にサイドテーブル、足元にはベンチを置くことで、よりくつろげるベッドルームに。

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ans.01「ホテルの客室がお手本!ワンランク上のホテルスタイル」

ベッドの配置が決まったなら、次は部屋全体のレイアウトです。ここで大切なのは睡眠以外にベッドルームでどう過ごすかということ。本を読む、映画を見る、お茶を飲むなど、過ごし方に合ったレイアウトを組むことで、今よりもっと快適なベッドルームを作ることができます。

ポイント!目指すはホテルのような過ごしやすさ

オススメなのはホテルの客室をイメージした、ベッド中心のお部屋作り。例えば、サイドテーブルは、スタンドやドリンクを置くことができ、読書にも便利。またベッドを設置している壁とは逆の壁際にテレビ台を設置すれば、ベッドの上からゆったりと映画を楽しむことができます。
窓際の空いたスペースにテーブルセットを置けば軽食をとることも。お部屋の形にもよりますが、広さにして8〜9畳あれば、このようなレイアウトを組むことが可能(右記イラストを参照)。
ちなみに、右記イラストでベッドからテレビまでの距離が約3m。画面の高さ×3といわれている視聴距離を考えても42Vから50Vのサイズのテレビを置くことができるので、ホームシアターも十分楽しめます。

間取りは約9畳程のお部屋を例にコーディネートをしたもの。
ワンルームの広さでもこういったレイアウトが可能です。

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テレビ台やチェスト、サイドテーブルなど家具を同色でまとめると、より落ち着いた雰囲気のお部屋を演出できます。

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ans.03「暗めの灯でリラックスできる空間づくりを」

夜、眠る前の時間を少し暗めの空間で過ごすことで、ぐっすりと眠るための体の準備ができるといいます。ベッドルームをよりリラックスした空間へと変える意味でも、照明の使い方は覚えておいて損はありません。 大事なのは部屋全部を照らすのではなく、明るい部分と暗い部分とを作ってあげるということ。

ポイント!部屋全体を照らさず、明暗をつくる

例えば、天井の蛍光灯は消して、ベッドの両サイドに白熱灯のスタンドを配置する。それだけでも、十分にリラックスできる空間を作ることができます。その際、1灯は、照明器具の首を振って向きが変えられるタイプのものを選びましょう。手元を照らす必要がない時には間接照明として壁面や天井を照らすことができるので、オススメです。

あとは部屋の明るさを見ながら、部屋のコーナーや、ベッドの足元などに照明を追加していくことで、部屋全体に優しい灯が広がり、リゾートホテルのような、ゆったりとした空間を作ることができます。 配置する照明器具の種類は、背の低いスタンドでもよいですが、家具や観葉植物の陰に配置するのであれば、床置きのスポットライトや、クリップライトがオススメです。

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手元を照らす照明と、壁などに灯をあててお部屋の表情を作る照明を分けて設置。

サイドテーブルを置くスペースがない場合は、フロアスタンドをセレクトするという方法もあります。

プロが教えるセンスのいい部屋作り

season2

第1回 テーマ「とりあえず知っておきたい『収納の基本』その1 適量の収納」
第2回 テーマ「とりあえず知っておきたい『収納の基本』その2 適所の収納」
第3回 テーマ「とりあえず知っておきたい『収納の基本』その3 少ない動作」
第4回 テーマ「やってみよう!『書籍の収納』」
第5回 テーマ「やってみよう!『食器の収納』」
第6回 テーマ「やってみよう!『衣類の収納』」
第7回 テーマ「とりあえず知っておきたい『家具配置の基本』」
第8回 テーマ「とりあえず知っておきたい『寝室の家具配置の基本』」
第9回 テーマ「とりあえず知っておきたい『ダイニングの家具配置の基本』」
第10回 テーマ「とりあえず知っておきたい『リビングの家具配置の基本』」

season1

第1回 テーマ「快適なベッドルームの作り方を教えてください。」
第2回 テーマ「秋らしい落ち着いた部屋の作り方を教えてください。」
第3回 テーマ「モノが散らかって見えない、美しい収納方法を教えてください。」
第4回 テーマ「手軽にお部屋をイメージチェンジさせる方法ってありますか?」
第5回 テーマ「“明かり”との上手なつきあい方を教えてください」
第6回 テーマ「グリーンとの上手な暮らし方を教えてください」
第7回 テーマ「お部屋を広く見せるインテリアテクニックを教えてください」
第8回 テーマ「ゲストを温かく迎えいれるエントランスルームの作り方を教えてください」

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家具・収納
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