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プロが教える
センスのいい部屋作り インテリアコーディネート実例編

前回までに、家具配置や工事の内容、使用する内装材などの候補が決まりましたので、いよいよこれを元に、内装工事の見積もりを依頼します。
リフォームを依頼するのが初めてという場合、見積もり依頼や施工会社選びなど、わからない事が多いのではないかと思います。
そこで今回は、希望のリフォームを実現するために是非知っておいていただきたい見積もり依頼から工事契約の準備までの注意点などを解説します。

・ご夫婦で二人暮らし
・新築マンション
・2LDK+N(納戸)・63,46u

打ち合わせでは希望のリフォーム内容を伝え、設備機器を選んだり、使用する材料を決め、図面や仕様書を作成してもらい、それに基づいた見積もりを出してもらいます。

キッチン前のスペースは本来ダイニングスペースとして使うことを想定される場所ですが、大きな柱があり、希望のダイニングテーブルが置けないなどの理由で、この柱にタイルを貼る装飾を施します。

こちらも比較的多くの要望がある2部屋の間仕切りを撤去してリビングルームを広げるリフォーム。間仕切り壁の撤去はもちろん、撤去後のフローリングやクロスの張替など、注意が必要な工事となります。

ベッドルームには窓がないこともあり、快適な睡眠を得たいとの希望から、室内の湿度を調整してくれる機能性的でデザイン性のあるタイルを壁面に施工。

新築マンションだと壁紙がほぼ白なので、リビングなどの壁を、オシャレなデザインのタイル貼りにしている方も多いリフォームと部屋の雰囲気を変えるダウンライトの設置。

見積もりは比較することによって、定価のないリフォームも適正な価格で工事契約することができます。

まだ何も決めないうちから、「だいたいいくらになりますか?」と質問される方が多いのですが、この段階でいくらという金額が出てきたとしたら、あなたの希望の内容でのリフォームをした場合の金額ではなく、施工会社が売りたいもので構成した内容のリフォームの金額かもしれません。
リフォームの飛び込み営業で、「見積もりだけでも」と勝手に見積もってくるケースは特に注意が必要です。
また、先に予算を伝えて、予算の範囲内でできるならと見積もりを出してもらう方法も、希望のリフォームにはならない可能性が高いので注意が必要です。

定価がないリフォームの場合は、希望のリフォーム内容を伝設備機器を選んだり、使用する材料を決めて、それに基づいた見積もりを出してもらいます。

設計者と打ち合わせを行って、図面や仕様書を作成してもらいます。工事費以外に設計料がかかりますが、図面や仕様書を他社比較にも使えメリットがあります。

point2を元に、工事会社2、3社に同じ条件で見積もりを出してもらう(相見積もり)と良いでしょう。

希望を積み上げていくと予算オーバーになりがちなので、見積もりが出てきたら優先順位を見直したり、 本当に今やる必要がある工事なのかなどを再検討します。
逆に、後回しにするよりまとめてやってしまった方が得な場合もあります。

▲リフォームの見積書(サンプル)

▲タイル貼りの仕様書

見積もりを出してもらったら、その額で契約しなければならないわけではありませんので、わからない点はどんどん質問して無駄を省いていくと、 納得のいくリフォームができるはずです。
納得のいく内容と見積もり額に落ち着いたら、工事契約を交わして、荷物の整理や仮住まいへの引越しなど施工までの準備をします。
工事期間は契約時に決めますが、工事の進行状況などによって伸びる場合もあるので、引越しなどのスケジュールは余裕をもって計画しておくことをおすすめします。

リフォームを思い立った時に最初に悩むのが、たくさんのリフォーム会社の中から、どこを選んだら良いのかということではないでしょうか?
実際リフォームトラブルというわけではないけれど、思い通りのリフォームができなかったケースでは、施工会社選びと見積り依頼の仕方が適切でない場合が少なくありません。

住宅のリフォームを請け負う会社には、賃貸物件の現状復帰のリフォームを行う会社や、住宅機器メーカーのフランチャイズリフォーム店、住宅メーカーのグループ企業や、在来工法の木造住宅を得意とする工務店、家具メーカーが自社の家具と同じテイストのデザインでリフォームを行う場合や、国内外の建材を独自に調達して、特徴あるデザインのリフォームを行う会社などもあります。
それぞれに得意、不得意があり、安く仕入れられる建材や設備機器、カラーコーディネートやデザイン提案までする人材がいるのかいないのか等にも違いがあります。 とにかく安さを優先して施工会社を選んだものの全く希望の提案をしてもらえない、などの不満がおきるのは、希望のリフォーム内容を叶えてくれる施工会社を選んでいないからなのです。

つまり、リフォームを思い立ったらまずやるべきことは、どんなリフォームをしたいのかという希望をまとめること。 その次に、その内容を得意とする施工会社を探すという手順が大事なのです。
例えば、システムキッチンやユニットバスなど、古くなった設備機器を新しいものに交換するリフォームを希望するのであれば、新たに交換したい物を選び、その施工に精通した工事会社を選ぶとコストも安く、スムーズにリフォームできます。

暮らしやすく、デザイン性にもこだわってリフォームをしたい場合には、要望を聞き取って提案してくれるデザイナーや営業スタッフがいるリフォーム店を選ぶか、建築家やデザイナーに設計を依頼し、彼らの設計のもとでの施工に慣れた会社を紹介してもらうという方法もあります。
前者は、設計と施工を一つの会社が行い、後者は、設計と施工を別会社に依頼する形です。後者の場合は、設計者がリフォームの依頼者の代理人として、設計通りに施工が行われているかどうかチェックする《監理業務》も行うのが一般的です。

次回はいよいよM邸の内装工事が始まります。

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