時代の名作や世界的人気商品を生み出すブランドを、
その商品エピソードなどとともにご紹介します。
ハウススタイリングのラインナップに欠かせない、人気ブランドの歴史と特徴を紹介する「ブランドセレクション」。
今回は粋なキッチンアイテムたちを生み出す、イタリア生まれの人気メーカー「グッチー二(guzzini)」。





カラフルなプラスチック、デザインは洗練されたユニークさ、といえばよいでしょうか。イタリアの総合キッチンメーカー「グッチー二(guzzini)」のアイテムは、「道具を使う喜びと楽しみ」を与えてくれます。
グッチー二の歴史は古く、創業は1912年までさかのぼります。誕生のきっかけは、鍛冶屋職人だったエンリコ・グッチー二が、職人仲間と牛の角を使った特殊な調理道具の生産を始めたこと。その後、息子たちがその事業を引継ました。世界的なメーカーへと変貌を遂げたのは、この息子たちの時代です。
では、躍進の秘密はなんだったのでしょう? その秘密は素材とデザイン。まず、グッチー二は1938年に、当時まだ開発されたばかりのプラスチックに注目。新素材を採用したアイテムで話題を集めます。そこへ著名デザイナーなど「社外の血」との結びつきが追い風となりました。そう、いち早く新素材に目をつけただけではなく、グッチー二は才能あふれる外部デザイナーたちのアイデアを自社の商品に注ぎ込んだのです。
たとえばロス・ラブグローブ、アントニオ・チッテリオなど世界的にも有名なデザイナーもグッチー二のアイテムを手がけています。
そんな斬新で優れたデザインを、グッチーニの技術によってプロダクト化する。グッチー二の人気は、そんな取り組みにあるともいえるでしょう。
ちなみにグッチー二が1950年代に開発し、ブランドの知名度アップに大きく貢献したのが、ディズニーにキャラクターをあしらったキッチンアイテムたち。昔から「社外の血」とうまく結びつく伝統があるともいえるでしょう。
今、すっかり定着した「デザイナーズ家具」「デザイン雑貨」、または「コラボレーション」といった言葉。グッチー二は、その「走り」といえる存在なのではないでしょうか。
guzzini
グッチー二
1912年、鍛冶屋職人だったエンリコ・グッチー二が、職人仲間と牛の角を使った特殊な調理道具の生産を始めたことを原点とする、イタリアを代表する家庭用品ブランド。技術、品質、デザインへのこだわりを貫く、そのブランド哲学は多くのデザイナーの共感を得ており、集まってきたデザイナーは100名を超えます。チッテリオ、コンラン、ラブグローブ、ソットサス、サドラー、伊藤、安積など世界で活躍するデザイナー達が今までプロジェクトに名を連ねています。
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