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“デザイン・ケータイ”の火付け役といっていいau「INFOBAR」や、ドイツIF賞金賞や英国D&D賞を受賞した「MUJI/CD player」。この他、au「neon」,±0「加湿器」の4つがMoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久収蔵品に選ばれました。デザイナーは深澤直人さん。日本のデザイン界をリード、世界が注目するプロダクトデザイナーです。
深澤さんのデザインは、なぜこれだけの人々の心をとらえるのでしょうか? それは深澤さんがよく口にし、同名のエキシビションやプロジェクトも行われている「without thought」(考えない)という言葉にあります。「without thought」、簡単に説明すれば、人間が日常生活のなかで、自然に感じている心理や行為に目を向けること。そんなプロセスを経てできあがったプロダクトは、われわれに「なるほど」といった納得や、「こんなものがほしかった」という喜びを与えてくれます。
そんな「without thought」が、よく表現された深澤さんの作品が、家電や雑貨を中心とするプロダクトシリーズ「±0」(プラスマイナスゼロ)。わかりやすい例を紹介すれば、トレイがついた照明「お皿つきライト」。これは「帰宅して時計やアクセサリーを外したり、メガネを置き、ライトをつける」という日常生活の一コマをプロダクトにしたものです。
ハウススタイリングでも「±0」の加湿器や空気清浄機、コードレス電話機などがラインナップに入っています。生活の新たな幸福を与えてくれる深澤デザイン。みなさんのインテリアにもいかがでしょうか?
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Naoto Fukasawa
深澤直人
1956年生まれ。80年多摩美術大学卒業。セイコーエプソンのデザイナーを経て89年渡米しIDEO社に入社。96年に帰国。02年にNaoto FukasawaDesignを設立。家電や家具など多岐にわたるデザインを手がけている。
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