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現代日本のデザインを語るうえで、欠かせない存在。それが柳宗理です。 東京五輪、札幌冬季五輪の聖火台、東名高速道路・東京料金所防音壁、オート三輪……。主な作品をいくつか挙げるだけで、彼の業績の偉大さが伝わるでしょう。もちろん、こういった作品以外、家具や日用品などの分野でも柳は数々の名品を生み出しました。
そんな柳のルーツは、母校である東京美術学校(現・東京芸術大学)洋画科時代にさかのぼります。在学中、彼はバウハウスの思想やル・コルビュジェの考えにふれ、卒業後は来日中だったコルビュジェのパートナー、シャルロット・ペリアンの助手を務めることによりコルビュジェ・デザインの基本的テクニックを学んだのです。
何度も模型を作り、試行錯誤を重ねてプロダクトを完成させる柳の手法は、このときの影響が強いといわています。MoMA(ニューヨーク近代美術館)の永久収蔵品に選ばれたバタフライスツールや象脚スツールなどもこの手法から生まれました。
柳のデザインは国際的評価が高いことでも有名ですが、デザインの根底には常に“日本”がありました。もちろん、そこには日常的に使われる実用品に価値を見いだす民藝運動を始めた父・宗悦の影響もあるでしょう。
「デザインは、その国の風土に合うものでなければならない」とは柳の言葉。それを証明するかのように、柳の美しいデザインは、どれも日本人の肌にスッとなじみ、使いやすさに満ち、長きに渡って多くの人々に愛され続けています。
まさに世界が誇るジャパニーズデザイン。みなさんも一度、ふれてみてはいかがですか?
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Sori Yanagi 柳 宗理
1915年東京生まれ。 東京美術学校洋画科卒業。手仕事とモダンデザインという二つの相反する要素を絶妙に融合したデザインは、家具や照明だけでなく、公共デザインにまで及ぶ。まさに日本を代表するプロダクトデザイナー。
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