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恋愛適齢期のナンシー・メイヤーズ作品 ホリディ
映画『ホリディ』に学ぶヒロインの暮らし方
映画『ホリディ』に学ぶインテリア 映画『ホリディ』紹介 キャメロン・ディアスさんインタビュー
キャメロン・ディアスさんインタビュー
最新作『ホリデイ』はちょっとノスタルジックなラブ・ストーリー
キラキラ、ほんわか、素敵なお話よ
最新作から現在の生き方、環境問題までハウススタイリングのためにたっぷりと語ってくれた。

今までラブコメディーが多かったキャメロンだが、ここのところシリアスな役どころの映画が続いた。この「ホリデイ」はしばらくぶりのロマンティックコメディー作品になる。キャメロン・ディアスとジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレットとジャック・ブラックという豪華な顔合わせ。脚本は「恋愛適齢期」や「ハート・オブ・ザ・ウーマン」などのヒット作を生み出した女性監督ナンシー・マイヤーズが、キャメロンを想定して書いただけあり、コメディアンヌとしてのキャメロンの魅力が全編に散りばめられている。

「ナンシーは素晴らしいライターでとっても楽しい脚本を書いてくれたわ。素敵なロマンスのある作品で、すべてがキラキラ輝いていて完璧なの。ナンシーの持つビジョンと作品のトーンに惹かれたのよ」

キャメロンは出演動機を語る。彼女が演じるアマンダは、ロサンゼルスで映画の予告編を制作する会社を経営するリッチな女性だ。

「アマンダはとても意志が強い女性なの。ビジネスの世界で何が必要かよくわかっていて、そういう世界にどっぷり浸かって成功を収めているの。でもなぜかパーソナルライフには自信がないのよ。きつくて冷たい女性だと誤解されがちだけど、実は自分がどんな人間なのか、何が欲しいのかまだわかっていないの。でも、いろんなことをトライしてみる時期って誰にでもあると思うわ」
アマンダは、ボーイフレンドを追い出した後、ストレス解消でイギリスにバケーションに行くことを突如決心。ウィンスレット扮するアイリスが住む郊外のコテージと自分の邸宅を二週間交換することにする。

「彼女は居心地の良さそうな暖炉のある小さなコテージにこもり、毛布にくるまって本を読むしかないバケーションを選んだの。私だったら今はそういうバケーションは選ばないわね」

では、今キャメロンがストレス解消のためにすることってなに?

「そうね、ワークアウト(エクササイズ)をよくするわ。心と体の関係を正常に保つために私にとってワークアウトはとても重要なの。ワークアウト、ハイキング、スノーボード、サーフィンとか。心の健全を保つために大切なことよ。私は20歳代、すごくよく働いて次から次へと映画をやってきたの。演技することも映画も好きだけど、それ以外のことに時間を使うことも必要だとわかってきたのよ。スノーボードは大好き。スピードが好きなのね。とってもスリリングでアドレナリンがみなぎるわ。それに家族や友人とか、たくさんの人と旅行に行くのが好き。12人くらいでハワイとかに何週間も行けたら最高よ」

そういえば、ハワイでサーフィン中に鼻を折る怪我をしたというニュースで以前騒がれたりしていたが、鼻を折ったことはなんとこれまで4度もあり、つい最近息をしやすくするために手術をすると発表したところだ。女優であれば、顔も体もある意味商売道具。一度鼻を折れば、その後そういう危険なスポーツはしないのが普通だろうが、それでも辞めないところがキャメロンらしい。
父はキューバ人の三世で、息子が欲しかったそうよ、
だから私はお転婆なの
「父はキューバ人の三世で、息子が欲しかったんだけど、かわりに娘が二人出来ちゃったの。それで、姉も私もお転婆になったのね。近所にたくさんいた男の子たちと一緒に育てられたし。子供の頃は、家族でしょっちゅうキャンプに行ってたわ。お金がたくさんあったわけじゃないから、ホテルには泊まらなかった。フォルクスワーゲンのバスに、クーラーやテントやガーデンチェアーを積み込んで、サン・バーナーディーノや、カリフォルニアのローカルなところへ出かけたわ。夜、熊が出たらどうするの、って心配したりしたけど、食べ物は全部クーラーにしまって、ちゃんと気をつけるようにしていた。でも、虫はすごくいやだったのよ。」
キャメロンはこの映画でジュード・ロウと初共演しているのだが、スクリーン上の二人の相性はとてもよく、見ていてほんわり温かい気持ちにさせてくれる。

「ジュードはファンタスティックだったわ。まさに私のパートナーで、撮影中、二人でいろんなやりとりをしたわ。彼はとてもプロフェッショナルでチャーミングで、一緒にいて最高に楽しい人よ」

マイヤーズ監督は何度もテイクを重ねることで有名なのだが、ロウとのキスシーンはどうだったのかと訊くと「キスシーンだけでなくて全部のシーンを何テイクも撮ったわよ」と笑いながら答えた。

ロウは、もちろんとびきり魅力的なイギリス人男性だが、イギリス人男性とアメリカ人男性とはどう違うのだろう?
南部の男性は、女性をどう扱えばいいかわかってる
「私、いろんな男性と付き合ったことがあるけど、イギリス人男性がどうってことは言えないわ。でも、以前はわからなかったことで、今言えることは、南部ボーイがいいってことよ。南部の男性は、女性をどう扱えばいいかわかってるの。テキサスじゃないわよ。あそこは南部じゃない。ルイジアナやテネシー、ジョージアとかのことを言ってるのよ」

もちろん、テネシー州メンフィス出身のティンバーレイクのことを指しているのだろう。ここ数年、二人のデートをパパラッチに激写されたり、昔のヌード写真を出版すると脅かされたりして、キャメロンがマスコミを徹底的に嫌っている時期があった。しかし、最近はリラックスし心をオープンにしている様子。一体どういう心境の変化があったのだろうか。

「私は、リインカネーション(輪廻)を信じているの。だからこそ生きている間にベストを尽くすべきなのよ。この人生だけが唯一のチャンスじゃないって思えることは素晴らしいことよ。いいことをすれば、それはブーメランのように戻ってくるの。私たちが取る行動、人々とどのように関係して、世界とどう付き合うかということはようく考えないといけないわ。自分が人にこういうふうに扱ってほしいと思うように、人のことも扱うようにと、ずっと教えられてきたの。そして出来る限りそういうふうにしてるわ。とはいえ、それが難しいことはよくある。誰かが私に対してひどいことをしたとすると、まずはやり返したいと思ってしまうものでしょ。そういうことは実際これまでにもあった。でも、そこで立ち止まって考えたらそんな行動はしていなかったと思うの」

セレブでありながら、地に足のついた人生哲学を持っていることに感心したが、彼女は環境問題にも強い関心を持っていていろいろな活動もしている。
家では電気はほとんど使わないようにしているのよ
地球を守らないと
「私の家では―まあ、家にいられることはほとんどないんだけど―電気はほとんど使わないようにしているの。すべてをリサイクルしたり、再利用したりしているわ。エネルギーを出来るだけ節約して、水も気をつけて使っているの。蛇口をいっぱい回したりはしないわ。ある日ふと思ったのよ。このまま地球をちゃんと守ろうとしないと、人類は増え続け、資源はどんどん消費されそのうちなくなってしまうって。特にアメリカは一番のエネルギー消費国よ。このままいけばいつか何もかもなくなっちゃって”ウー、息が出来ない!“ってなっちゃうわよ(笑)」

だから少しでもできることをしていきたいのと語ってくれた。女性としてだけでなく、一人の人間としてますます円熟みを増すキャメロンの今後の活躍が期待される。
キャメロン・ディアス
Cameron Diaz
キャメロン・ディアス


1972年8月30日、米・カリファルニア州サンティエゴ生まれ。 16歳の頃からモデルとして活躍し、日本にも2ヶ月間滞在していた経験を持つ。94年にジム・キャリー主演のコメディ映画『マスク』のオーディションに合格して映画デビュー。キュートな魅力でいきなり大ブレイクしてからは、『彼女は最高』(96)、『普通じゃない』(97)といったラブ・ストーリーに次々と出演。新世代の"世界の恋人”としての座を確立する。その後はアイドル的な人気だけでなく演技力も高く評価され、『メリーに首ったけ』(98)ではニューヨーク評論家協会賞に輝き、女優として新境地を開く。
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