 |
ひとつの箱が2つのイスとテーブルになる家具「キューブスタイル」。 デザインしたのは建築家、プロダクトデザイナー、インテリアデザイナー、フォトグラファー、インテリアコーディネーターの5人からなるクリエイター集団「デリバリーワークス」のみなさんです。
「それぞれの仕事から離れたところで自分がほしいと思うもの、やりたいことを実現する場がデリバリーワークス」(デリバリーワークス・南部健太郎さん) |
その言葉通り、キューブスタイルも「ワンルームでもオシャレに使える家具があったらいいな」という気持ちからスタートしました。
「同年代の家を思い浮かべた時、みんな、そんなに広い家には住んでいないよな、と気づいたのがきっかけ。そのわりに家でも友達とカフェっぽく過ごしたいと思っている人が多いことも知っていたので」
広さという面で日本の住宅事情がなかなか厳しいは確か。若い人や学生ならばなおさらです。だからこそキューブスタイルは「現実的に使ってもらえそうなもの」を第一条件に考えられました。
「所有欲を満たすのではなく、使うことに楽しみを感じてほしかった。だから、なるべく部屋にスッと入り込みやすい物にしようと思って、この形と色にたどり着きました」
キューブスタイルによって、その人の生活や行動が変わる。たとえば友達を呼びやすくなった、でもいい。そんな光景こそがデリバリーワークスにとって最も大事で、嬉しいことと南部さんは語ります。
「ないと死んでしまうような本当の生活必需品って実はあまりない。座るという行為だって極端な話、箱があればいいわけだし、奇抜な形の新しい商品が必要かといえばそうでもない。じゃあ新しい物をつくる意義はどこにあるのか?それは生活スタイルや使う楽しさの提案だと思うんです」 |
 |
こんなデザインをしたい!?という気持ちはあまり強くない。どう使ってもらえるかが重要。デリバリーワークスがつくるモノにはリアルな人間の姿が映し出されます。 これからどんな家具で新しいライフスタイルを生み出してくれるかが楽しみですね。 *2006年1月発刊のハウススタイリングカタログにてキューブシリーズに新しいアイテム「デスク&チェア」が加わります。お楽しみに!
|
Delivery Works デリバリーワークス
南部健太郎さんと俵藤ひでとさんの二人で2001年に活動を開始。 その後メンバーが増え現在はプロダクトデザイナー、インテリアデザイナー、建築家、フォトグラファー、インテリアコーディネーターの5人のデザインユニットに。 それぞれが個人で活動しながら、枠にとらわれない自由なデザイン活動を繰り広げている。
|
|