
チェアといえばイタリア、ということで、今回のハウススタイリングは、古くからチェアの生産地として知られるイタリア北東部のウーディネという都市へ。数多くの家具工場やオフィスがあるマンザーノというエリアを取材してきました。そのなかから、ハウススタイリングでも取り扱いのある「カリガリス」「ドミタリア」「シンテシ」の3メーカーの訪問記をお伝えします。
ヴェネツィアから列車で2時間弱、イタリア北東部に位置する、ウーディネ。
ウーディネは近隣山間部にブナやマツが多く生息 していたため、古くからチェアの生産地として知られています。
中でもMANZANO(マンザーノ)地区には数多くの工場やオフィスがあり、中心部のロータリーには高さ約30mの椅子のモニュメントが。(写真上)
この椅子はこの地区から生まれた伝統的なデザイン。ヨーロッパのみならずアメリカでも「イタリアのトラディショナルデザイン」として知られています。
カリガリス
イタリア最大級の家具メーカー「カリガリス」。トラディショナルな木製家具はもちろん、新素材を使用したチェアなど、新しいデザインも提案しているリーダーメーカーのひとつです。「L'eau」は、スチールとプラスチックを使い「波」の形をイメージしたというチェア。ハウススタイリングでもおなじみ、「Parisienne」もありました。ちなみに「Parisienne」は、ヨーロッパで今年流行している「TAUPE」という茶色がかった深みのある灰色が新色として仲間入り。「TAUPE」は「モグラ」という意味だそう。オーソドックスさのなかに新しい要素を取り込んでいくのがカリガリスらしい新色ですね。
ドミタリア
ハウススタイリングで「Lift-Up昇降伸長式テーブル」がロングセラーアイテムになっているメーカーといえば「ドミタリア」。こちらもマンザーノにあります。今回、関心を引かれたのは「カウンターテーブル&チェア」。高さはちょっと高めの92cm。アメリカ向けに「朝食用テーブル」として輸出しているものなのですが、ちょっとしたワーキングコーナーとしても使えそう……とアイデアが頭を駆け巡ります。
工場では、チェアの組み立てを見学。高い精度の工作技術を目の当たりにして、長年培われた経験が安心できる品質の背景にあるのを実感しました。
下段の写真は立ち寄ったパリで開催された展示会、メゾンエオブジェでの様子。
シンテシ
ウーディネから車で1時間ほどの距離にあるのは「シンテシ」。オフィスのエントランスには、カタログでもおなじみのブックタワー「Sapience」が イタリアカラーである緑、白、赤になってお出迎え。緑は製造未定とのことですが、ハウススタイリングでは新色の青を販売予定です!さらにショールームにはいくつものイスがディスプレイ。高品質ながらもリーズナブル、気軽に買えるアイテムが多いシンテシのヒットアイテムが並ぶ風景は圧巻。その中には新商品の「Orbit」「Lily」が。ハウススタイリングでも定番の「Sabrina」や「DeltaUni」といったスチールとレザーという違う素材を組み合わせたロングセラーも「シンテシ」のアイテムです。年末販売開始の「Bloom」もありました。(仕様は異なります。)
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