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創刊20号を迎えたカタログ「ハウススタイリング」。 この秋発刊したハウススタイリングVOL.20には「TOKYO STYLE」という企画があります。現在進行形の東京で暮らすクリエイターやトレンドセッターたちの生活をテーマに部屋をスタイリング。その家具、雑貨、そしてライフスタイルをみなさんに提案しようという願いが込められたページです。
「『TOKYOSTYLE』のスタイリングには『ふだんの生活で使ってほしい』という希望が大前提としてあります」
ハウススタイリングの創刊以来、すべてのスタイリングを担当しているアートディレクターの友近百合映さんはそう語ってくれました。
言葉通り「TOKYOSTYLE」で提案している部屋の写真は、決して現実離れしているわけではありません。よく見ると、みなさんの自宅のインテリアにも参考になる部分がいろいろとあるのです。
今回は、みなさんがご自宅でTOKYOSTYLEコーディネートをする際のポイントを、友近さんにうかがってみました。
「大きい家具を買い替えられない場合は、雑貨などで旬の雰囲気を出したり、色づかいでトレンドを意識したり。そのへんも感じてもらえると嬉しいですし、参考にもなると思います」
ただ、実際に雑誌の写真を見た方が同じようにスタイリングしてみても、なんだかキマらない、といった事もあるのでは?
「おそらくカラーリングや素材感が原因ではないかと思います。写真と同じ家具や雑貨を置いても、その場所の壁や床の色との相性で部屋の雰囲気が違うものになってしまう。床や壁の面積はけっこう大きいので印象に大きな影響があるんです。そういった場合は、たとえば床ならラグを置いてみるのもひとつの解決策ですね」
なるほど。いくら写真そのままのアイテムを揃えても、まず、わが家のことを知らなければ失敗してしまうんですね。
「それに自分のライフスタイルがどうなのか、そういった視点でインテリアを選ぶことが何より大切。20号やってみて、インテリアに対するユーザーの方の意識や世間の空気もだいぶ変わりました。今はインテリアを型にはめる時代は終わっています。コーディネートは自由。それぞれの家具や雑貨が、自分が選んだ大好きな物であれば、自然に部屋全体のまとまりが出来てくるものです。」
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Yurie Tomochika 友近百合映
東京都出身。武蔵野美術大学卒業。インテリア編集デザイン、絵本翻訳を経て、1980年デザイン制作会社 Can do creationを設立。SPグラフィックデザインを中心に商品ブランディング、ショッププロデュース、グラフィックツールのディレクション、デザインを手がける。04年空間デザイナー、スタイリストとのユニットも開始し、活動の場を広げている。 |
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